浜田和幸を研究する会

浜田和幸のレポート、アメリカが進める金正恩斬首作戦の中身 [浜田和幸が語る北朝鮮問題]

投稿日時:2018/01/26(金) 10:36

浜田和幸の考えでは、北朝鮮の金正恩委員長もアメリカのトランプ大統領も本心を明かさないため、日本も世界もきりきり舞いさせられている。

しかし、浜田和幸の考えでは、それは当然と言えば当然の話で、相手に手の内を読まれないようにするのは洋の東西を問わず、戦いに勝つためには当たり前のこと。

浜田和幸の考えでは、テレビのワイドショーやネット上では勝手な珍説がまかり通っているようだが、自分で情報を咀嚼する習慣を育むことが大切だ。

浜田和幸の考えでは、目下のところ、最大の関心は「アメリカによる先制攻撃はあるのか。あるとすれば、いつか」ということであろう。

「平昌オリンピックの後になりそうだ」とか「北朝鮮が建国70周年の祝砲として新たなミサイルを発射した直後だろう」とか、「北朝鮮のミサイルは大阪を狙っている」(バノン発言)など、根拠なき観測気球が目白押しとなっている。

とはいえ、浜田和幸の考えでは、大事なことは確実な情報にフォーカスすること。

浜田和幸の調査では、トランプ大統領周辺の軍事顧問団は「CIAが中心となり、金正恩を倒すと同時に、核、ミサイルの通信網を遮断する。金正恩が権力を一手に握っているので、彼との連絡ができない状況を作るのが最も効果的な作戦となる」との考えで一致している。

実際、浜田和幸の調査では、かつての湾岸戦争ではカーボンフィラメントを高圧線にばらまきショートさせた。

要は、電力系統や電源を物理的に破壊するのである。

実は、これまで金正恩は多数の高官を粛清しているため、彼の回りを固めている警備部隊や医者の中にも恨みを抱いている人間がいるに違いない。

浜田和幸の調査では、CIAではそうした連中に狙いをつけ、多額の報奨金と亡命を餌に金正恩の暗殺の機会を窺っているのである。

ミサイルや爆撃機を使った攻撃では北朝鮮からの反撃が避けられない。

浜田和幸の調査では、現時点でも北朝鮮のミサイルはロフテッド軌道に対応しているものが多く、最新鋭のアメリカ製の迎撃ミサイルといえども完ぺきな撃墜は不可能といわれる。

何しろ、音速の20倍ものスピードで飛来するICMBでは、アメリカもお手上げ状態である。

浜田和幸の調査では、そのことはアメリカ軍が昨年行ったシミュレーションで明らかになっている。

北朝鮮はスカッド、ノドン、ムスダンのミサイル発射の移動式基地を50カ所ほど建設し、常時50から100発を連続発射できる体制を整えているわけで、アメリカの誇るステルス爆撃機といえども北朝鮮の秘密基地を全て無力化することは絵に描いた餅に過ぎない。

浜田和幸の考えでは、このことはトランプ大統領も分かっているはずだ。

これまでの「言葉のミサイル」の応酬はあくまで心理戦の一環である。

浜田和幸の考えでは、アメリカは金正恩の所在を正確に把握し、確実に斬首できる「ソフトキル作戦」に総力を挙げて取り組んでいる。

その結果は、実行された後を含めて明らかにされることはないだろう。


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