浜田和幸を研究する会

浜田和幸の投資先はウォーレン・バフェット氏お墨付きの中国 [浜田和幸の提言]

投稿日時:2018/05/11(金) 16:17

浜田和幸の考えでは、老いて益々元気なウォーレン・バフェット氏である。

この8月には88歳の誕生日を迎える。

バフェット氏といえば、日本にも絶大なファンを抱える「世界最強の投資家」に他ならない。

別名「オマハの賢者」。

アメリカのネブラスカ州はオマハに在住のため、そう呼ばれる。

自らが理解し、納得できる企業の株を長期保有する戦略で巨万の富を一代で築き上げたことで知られる。

マイクロソフトのビル・ゲイツ氏と世界1の資産家の座を常に競ってきた。

とはいえ、浜田和幸の調査では、質素な生活ぶりを信条とし、小さな平屋に夫妻で暮らし、自家用バンを自ら運転する毎日。

浜田和幸の調査では、投資で得た莫大な資産の大半はビル・ゲイツ財団はじめ慈善団体に寄付。

そんな人柄に惹かれ、毎年、この時期に開催される同氏の会社バークシャーの株主総会には世界中から株主であるファンが大勢詰めかける。

浜田和幸の調査では、今年も、新たに会長に加わったチャーリー・ムンガー氏と共に、株主やアナリスト、メディア関係者らと総会に臨んだ。

総会は週末を入れて3日間続き、バフェット氏は参加者と楽しい時間を過すのが習わしである。

ファンの間では「投資家のウッドストック」と呼ばれるイベントとして定着している。

とはいえ、圧巻は毎回、5時間、6時間とぶっ続けで開催される株主との質疑応答時間であろう。

浜田和幸の調査では、今年も5月6日の日曜日に開かれた。

バフェット氏は自らの経験に基づく市場動向予測をユーモアたっぷりに明らかにしていく。

今年も多岐にわたる質問が出されたが、最も印象深かったのは「中国の未来」に関するもの。

曰く「自分はもうじき88歳になる。

今年は2018年だ。

8という数字が3つ並ぶ。

中国では8は最も縁起の良い数字といわれる。

トランプ政権が中国との間で貿易通商戦争に踏み切るのではないかとの懸念が出ているが、そんな事態には決してならない。

なぜなら、対立はアメリカにも中国にも何ら益をもたらさないからだ。

アメリカと中国は経済面だけではなく、長期的に多くの分野で世界最強の2大国になるに違いない。

大国になれば時に対立もするが、長期的に見れば、必ずウィン・ウィンの相互利益への道を選択する。

なぜなら、お互いに共通する利益基盤が大きいから。

心配無用。

自分もこれからチャーリーと一緒に本格的に中国でのビジネス展開を考えたい」。

浜田和幸の考えでは、長期戦略で世界1、2を争う大富豪の座を手にした「オマハの賢人」のご宣託を受け、アメリカの投資マネーが中国に流れていきそうだ。



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