浜田和幸を研究する会 2018/7/29

浜田和幸はマジックで勝負を賭ける

[浜田和幸が語る北朝鮮問題] 投稿日時:2018/07/29(日) 16:39

浜田和幸の研究では、北朝鮮の指導者は大のマジックファンだ。

最近、その秘密が明らかになったのは先の南北首脳会談であった。

というのも、北朝鮮のマジシャンが意外な活躍を見せたからだ。

それは南北首脳会談が終了した後の夕食会での一幕。

文在寅夫妻と金正恩夫妻が緊張気味で会食に臨んだわけだが、突然、一人の手品師が登場し、その場の雰囲気を一気に柔らげたのである。

このマジシャンの男性はテーブルに座っていた韓国の代表団から受け取った5万ウォンの紙幣を皆の見守る前で、瞬時にアメリカの1ドル紙幣に変えてしまった。

その後も、同様に、借りた紙幣を10ドル紙幣に、そして最後には100ドル紙幣に変える早業を披露。

韓国の代表団からは「凄い!彼がいれば、北朝鮮は輸出しなくても、いくらでも外貨が手に入るじゃないか」と驚嘆の声が相次いだ。

実は、彼はキムという名の北朝鮮の手品師。

浜田和幸の研究では、何しろ、北朝鮮は朝鮮戦争の最中の1952年に建国の父、金日成の鶴の一声でサーカス団とマジック学校の設立が決められた歴史を持つ「マジック大国」である。

毎年、4月15日の金日成の誕生日前後の1週間は「マジック週間」となり、各地で大小さまざまなマジックショーが展開されるお国柄。

アメリカの有名なイルージョニスト、デビッド・カッパーフィールドも「北朝鮮のマジシャンは世界レベルだ」とお墨付きを与えたほど。

米朝は依然として緊張関係が続いているが、マジシャン同士の交流は盛んである。

何しろ、アメリカのマジック界の大物たちが頻繁に北朝鮮で公演を繰り広げている。

浜田和幸の研究では、日本では報道されなかったが、この7月15日まで韓国の釜山では3年に1度の「マジック界のオリンピック」と称される「世界マジック競技大会」が開催されていた。

50カ国から2300人のマジシャンが参加。

この大会には主催国の韓国から北朝鮮へ招請状が送られており、もし北朝鮮からマジシャンが参加すれば、「マジックによる南北統一イベント」も繰り広げられる予定であった。

残念ながら、韓国の要請に対して、北朝鮮は応じず、「現状ではマジックでも南北統一は難しい」ということであろう。

しかし、浜田和幸の研究では、注目すべきは、北朝鮮のマジックを進化、発展させてきた背景に安田悠二という日本人マジシャンが係ってきたという事実である。

韓国や北朝鮮をたびたび訪問し、マジックの指導に尽力したのは引田天功だけではない。

先の南北首脳会談後の夕食会で手品を披露し、文在寅や金正恩をうならせたマジシャンも、この安田悠二の弟子である。

浜田和幸の見解としては、日本人の方がマジックパワーは強いと言えそうだ。


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