浜田和幸を研究する会

浜田和幸が高値で競り落とす [浜田和幸 中国を語る]

投稿日時:2017/12/13(水) 13:46

浜田和幸が中国の食に始まる文化攻勢の展開を解説

中国では海の幸への関心が高まり、マグロなど海産物の需要が急増中だ。

浜田和幸の調査では、中国人の仲買人が高値で競り落とす場面もよく見られる。

日本の商社が競り負けることもしばしばだ。

浜田和幸の調査によると、以前大量に日本に輸入されていたロシアの蟹は、いまやほとんどが中国に流れている。日本の水産庁による輸入の手続きの厳格化だけの理由だけではなく、日本は中国に完全に価格の面で敵わないのが実情だ。

各地で和食や回転寿司などが人気を博するようになり、ヘルシーブームと相まって、「海からの贈り物」がもてはやされているからに違いない。

そんな中、中国政府とすれば、「寿司やユッケももともとは中国から生まれた中華料理」という新たな食文化攻勢を展開し始めたというわけだ。

浜田和幸の考えでは、突拍子もないと笑ってばかりはいられない。

習近平国家主席が進める「一帯一路経済圏構想」の中にも、「海のシルクロード」が大きなウェイトを占めている。

海の食文化を中国発と位置付けるキャンペーンには深慮遠謀が感じられる。

浜田和幸の分析でした。


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